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F.S.S.DESIGNS4感想09―アシリア分解構造図

Category : F.S.S.
永野護『F.S.S.デザインズ4』の感想をネタバレとか気にせずに書いてく。
未読の人は注意。









■アシリア・セパレート分解構造図
マモちゃんがやってくれたぞー。わーい。これはデザインズ4のハイライトだ。
町のアシリアを分解したイラストとその解説。
パーツごとに感想をメモ。

  • マント
    これはデカダンの生地でできているとのこと。へー。このマントにせよスウェルパンツにせよ、意外とデカダン生地も多用されているよう。

    コクピットからの脱出時には接続が外れて、マントはコクピットに残るらしい。


  • 帯ベルト
    「柔らかい山羊革でできている」(p42)らしい。ほほー、革ね。これがもしふつうの布地だったら、ヘリオス素材のスーツの存在感に負けてしまいアンバランスになってしまうところだ。

    牛でも羊で豚でもなく、山羊である理由って何だろうな気になる。ちなみに山羊革は薄くて強いといわれる。

    いつも思うことだけど、F.S.S.のキャラシートや本編でひとつ残念なのは、この素材の質感をどうしても描ききれない、という点だ。どんなメディアにも制約がある。たとえばキャラシートは基本的にベタ塗りなので革の質感は出せないし、マンガ本編でも革のシボ(革のシワ)をいちいち描いていられない(でもレースやストッキングの柄はばっちり描いちゃう辺りは永野が永野だる所以だ)。この帯ベルトもイラストでは「ただの白い布」のように見えてしまい、私としては残念だなあと思う。もちろん、この手の設定は、言ってしまえば意味を成さない細部だし、物語の行く末にもほぼ関与しないだろう。でも、作家の脳内でははっきりと存在しているはずの魅力的な服やデザインを、なぜ私は見ることができないのか。不条理。結局のところ、読者である私たちが見ているF.S.S.関連物(本編、ロボットデザイン画、ファティマ服デザイン画、その他)はすべて「低解像度版」でしかない、という事実がひどく口惜しい。「本物」は永野の脳内にしかないのだから。もっとも、「本物」の実体化としての映画『花の詩女』や、模型「ファティマスーツ・ラキシス」ような例はあるにしても、それらは神様の気まぐれのようなものだし。

    この町のスーツが実物なら、ガラスのような光沢のヘリオス生地と、無光沢の革の帯ベルト、ブラウスのシルクの質感、提灯袖のハーネスの金属光沢、手袋の刺繍模様と、それぞれの対比でさぞ美しかろう。


  • 袖補正ハーネス
    袖の提灯部分にくっついている金色のハーネスって、外すとこんなふうになってたんだ。コスプレする人はこれも再現するのかな。


  • スゥエルパンツ
    スゥエルなのかスウェルなのか。まあどっちでもよいが。「提灯パンツ」とも書いてある。なるほど、たしかに提灯だ。


  • 靴下

    アシリアの場合は柄生地であったり手刺繍の豪華な装飾が入っている。
    (永野護『F.S.S.デザインズ4』p43)

    近年のキャラシートにおける靴下の柄の表現と透明感の表現によって、ファティマの魅力は3割増しぐらいになった。そう思ってるのは私だけですかね。

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