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F.S.S.DESIGNS4感想14―詩女(1)

Category : F.S.S.
永野護『F.S.S.デザインズ4』の感想をネタバレとか気にせずに書いてので、注意。
基本的には「デザインズ4」の見出しごとにメモ。



ここからは詩女のパート。
本書の見どころだ。

歴代詩女のキャラシートは映画『花の詩女』のポスターからの転用。大きいサイズで見てみたかったのでちょうどよかった。


■ 詩女原母 炎の女皇帝
・めずらしくラフ画も掲載されている。ラフではF.S.S.らしい詰襟なのだが、清書ではパリコレめいた大きな襟となっている。

・「原母」なる聞き慣れないワードが出てきたのはたしか『トレーサー2』だったか。原母って何。

・炎の女皇帝は人工生命体であったらしい。そうだったのか。新設定なのか私が忘れているだけなのか。

・「ドウター・イニシャル・コントローラー」は詩女の記憶継承システムから派生したものであり、本来は炎の女皇帝が自分のために使用するものだったという。へー。

・「モナーク・セイクレッドから来た戦士、ログナー」(p59)とかいい感じで訳がわからなくて楽しい。

■ 詩女の役割
詩女という存在についての解説。

ギーレル王朝の初代皇帝もアドバイスを求めて詩女に会いに来たという。

ここでの解説を読む限りでは詩女って占い師みたいだ。

詩女の能力はトリハロンの時代から現在にいたるまで、ミノグシア以外では信用されていないらしい。トリハロンの詩女disのセリフが引用されていてニヤニヤした。


■ 黒の聖女 ダッカス

ナイン以後すべての超帝國皇帝は男性であるために(後略)
(永野護『F.S.S.デザインズ4』p63)

超帝國皇帝は男性ばかりであったらしい。F.S.S.って女性原理な部分があるので、なんとなく皇帝も女性ばかりと思い込んでいた。

ダッカスはまた、一番最初に「セントリー」と遭遇した女性でもあり、カーマインを制圧するために武力で交戦を望んだ超帝國皇帝ツェールンフを裏切って、セントリー側に立った人物である。
(永野護『F.S.S.デザインズ4』p63)

新キャラ「ツェールンフ」登場。ネットで検索しても出てこないので、たぶん新キャラ。ダッカスに裏切られるというストーリーまで既に決まっている。
考えてみたら超帝國には歴代の皇帝がいるわけで、それぞれに物語があるはず。『F.S.S.デザインズ8~超帝國皇帝たちの物語~』とか来るのかな。

いまさらだけど、歴代の詩女って「Gガンダム」でいうシャッフル同盟みたいで、燃える。全員フィギュアほしい。
詩女たちのキャラシートは通常のセル画というよりはCGに近い感じ。生地の表現でいろいろ遊んでいるのが見て取れる。グラデーション、柄(テクスチャ貼り付け)、網模様、モコモコ生地(註)、シースルー生地など。画集『プラスチックスタイル』の頃にやっていたようなやつ。特に柄モノの生地の多用というのは、従来のF.S.S.キャラにはない特徴だ。
作者による服の解説は以下のとおり。

詩女たちのファッションは皆独特である。
それは出身地方の出で立ちがもとであったり、その時代の流行を取り入れたものであったりする。アオイの衣装はあまり見られない全身を覆うタイツに大きなかぶり物で後のファティマたちの「プラスチック・スタイル」にも似ている。多分に柄は彼女の出身地方のテキスタイルなのであろう。
(永野護『F.S.S.デザインズ4』p66)強調引用者

作者は詩女ファッションに民族衣装的な要素を盛り込みたかったようだ。柄には必ずモチーフや由縁があるはずだが、その辺りも設定済みなのだろうか。

(註)作者がモコモコ素材を取り入れた最初のキャラクターは北限の詩女オーハイネであるとのこと(p68)。ファティマやツバンツヒよりも詩女が先だったのね。


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