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F.S.S.DESIGNS4感想29―Appendix(2)

Category : F.S.S.
ネタバレあるので、連載をまだ読んでいない人、単行本派の人、映画『花の詩女』未見の人は注意。
基本的には「デザインズ4」の見出しごとにメモ。







■ガーランドとは
ガーランドの頭脳についての解説。自動車修理の例えが面白い。面白いといえば、F.S.S.が面白いのは、単純に「永野護が面白いから」だと思う。信者の私が何を言っても説得力がないのは知ってて言うけど、マモちゃん先生はラジオでしゃべっても、ブログを書いても、テレビのコメンテーターをしても何をやっても面白いと思う。存在そのものが面白いので、もし永野が現代の10代だったら「生主」とかやって人気出て満足しちゃって、マンガなんて描かなかったかもしれん。

解説文のなかにシャネルやBMWのスゴ技を持ったおばあちゃんが出てくる。そのおばあちゃんこそが超帝國時代に改造されて能力を特化した人々の末裔である、と読み違えてびびった。


■ファティマ・ガーランドの系列
・モラード・カーバイト
モラードファティマの特徴として次の記述。


硬質で気高い印象を振りまくバランシェ・ファティマとは違い、柔らかく優しげな印象を与えるファティマが多いのが特徴だが、が、が、実は最も魔性の強いファティマはほぼこの人物のファティマである。
(p133)

騎士に「お前に結婚を…申し込むつもりだったんだぜ…」と言わせたエルマ、「わたしのこと…わすれないで……」のウリクル、ヨーンくんを翻弄(?)したバーシャ、30回お見合い失敗のビルドと、確かにスゴいファティマが揃っている。
特にエルマ、ウリクルなどコーラス組のファティマに関しては、その戦闘兵器らしからぬエピソードにたいして読者から突っ込み(註)が入っているほどだ。
たしかに現在のF.S.S.のフィルモア帝国的ファティマ観からすると、初期のコーラス王朝的ファティマ観って奇妙ではある。でも、私としては連載初期だし設定が固まってなかったんだな、と勝手に納得してた。なので作者がいまさら「モラード・ファティマは魔性です」「わすれないで…ぐらいのことは言います」「結婚だってありえます」と辻褄合わせしてきたのは不意打ち。
(註)F.S.S.トレーサー2やユリイカ

そういえば、フィルモア的ファティマ観がストーリーの前面に出てきたのってたぶん、第5話のクリスティンと町のエピソードからだと思うんだけど、あれが1999年頃の連載だったので既に15年くらい経ってる。そろそろ作者、飽きてくる頃ではないかな。現在のフィルモアのターン(つまり魔導大戦)が終了したら、またコーラス的ファティマ観が物語のなかで復活するんじゃないか、とちょっと思っている。

・スティール・クープ


とてつもなくハイスペックな超弩級ファティマを送り出している。ニナリスに至ってはGTM調整能力すらもつスーパー・ファティマである。
(p133)

ニナリスってそんな凄いのか。GTM調整能力って何なんだろ。


■ガーランドによるGTM系列図
新情報だらけの系列図。知らない名前が多い。作者のなかではかなり先のことまで既に設定されているみたい。8年の休載は伊達じゃない。

・Dr.ゾーン・村田
新キャラ。名前の怪しさではF.S.S.屈指だな。

・コーラス・南部1世
連載ではナンブとされていたが、今回は漢字表記。

・ダイアモンド・ニュー

本来の年齢は不明である。
(中略)
その彼本来の特性もあり、長きにわたってGTMを開発する。
(p139)

本来の年齢って何さ。実はツバンツヒみたいに何千年も生きてた? 
しかし『ナイトフラグス』では生年が明記されていた。


星団暦2930年生まれ。身長182センチ。体重55キロ。性別はない。出生地はクラウン銀河・サイト2229―20あたりの宇宙空間。
誕生後、親と共にクラウン銀河を巡る仕事の15年間分くらいのコールドスリープの生活を送っていたので、3030年の時点で75歳。地球人年齢で約17歳!!
『ナイトフラグス』ページ不明

ここでははっきりと2930年生まれと書いてある。ふつうに親もいたようだし、なにか特殊な人種という感じはしない。というか解説文のなかではむしろ、特殊な血統・遺伝の人物ではないことが強調されているほどだ。てことは、生まれたときは普通の人間だったけど、何らかのきっかけ―たとえば少年時代に光のタイフォンに会ったこととか(KFより)、後にカリギュラに入ったときとか(デザインズ3より)―があって特殊な人種となってしまうのだろうか。

関係ない話だけど、やっぱ『KF』は良いね。久しぶりにページめくって思った。文体がいまとは微妙に違っているのも面白い。後の設定総まとめ本である『デザインズ』1~3巻にほぼ再録されてしまったけど、『KF』が当時の作者がかなり気合を入れて作った「アルバム」なのは間違いないし、ここから壮大な第6話が始まるゼ、という熱量が感じられる。なにしろF.S.S.史上最大のデザイン画集だし。


■星団列強パワーバランス表
2013年の連載再開時にNTに先行掲載されたパワーバランス表。2013年版では「ノイエ・エルダー(茶)」だったものが、デザインズ4版では「ノイエ・エルダー(氷)」になっているなど、既に変更箇所があるのが泣ける。茶でいいじゃん、茶で。

超帝國ユニオの項目に「ここに出ている個人名はすべて存命」と書かれている。つまり超帝國剣聖のスキーンズ、クルマルス、プロミネンス、バング、オージェは生きている。カイエンの父ちゃん、生きてたんだ。

Appendixについての感想はここまで。
あと一つでようやく『デザインズ4』の感想メモは終了。
最初の感想から半年も経ってる。あはは。

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