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NT2016年3月号感想(連載1回)ツラック隊

Category : F.S.S.
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映画『花の詩女ゴティックメード』再上映リクエスト受付中!
https://www.dreampass.jp/m342768
※NT2014年9月号で永野監督は「映画で作ったものは映画館で見ないとおかしいじゃない?」と発言。事実上のソフト化しない宣言。見たい人は「ファン登録」してから投票しよう。
※個人的にはこの映画の鑑賞は2回目以降が本番。1回目「なんか変わった映画だな……」。2回目「背景や細部の描写が美しいなあ……」。3回目「良い物語だなあ……」。
※座席に関しては後方座席で物語全体を俯瞰するのも良いが、前方の座席で映像をよく観察するのも楽しいと思う。4K対応劇場でなくとも元映像のハイスペックぶりは感じられるはず。

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映画「ファイブスター物語」再上映リクエスト受付中!
https://www.dreampass.jp/m150717


以下、かなり遅くなったが「月刊ニュータイプ」2016年3月号の感想。
ネタバレあるので注意。



表紙:GTMアマルカルバリ
なかなか悪そうな面構えの新作GTM。
「カルバリ」なんていうからMHカルバリーCと関係あるのかとか思ったがなさそう。
ほっかむり被ったみたいな頭のデザインがおもしろい。
解説文には、「キアリ・セメト博士」「シェン・ラン騎士団」「アイリーン・ジョル」と意味のわからない固有名詞が複数。
読者に隠してた情報ってまだまだありそうで今後が楽しみだ。


30周年直前スペシャルアンケート結果大発表
今月の本編ストーリーは予告通りの内容だったので、アンケート結果のほうが個人的には興味深かった。というわけでアンケート結果の感想書いていく。私もこのアンケートには回答したので、今度回答をこの日記に転載する。

  • アンケート回答者プロフィール

    男女比 ほぼ7:3
    年齢 男性平均32.1歳 女性平均 34.7歳
    あなたが「ファイブスター物語」に出会った歳は? 16.7歳


    今回の結果と比較するために、2001年のNTに掲載されたアンケート結果のデータを引用しよう。

    まず年齢分布を見てみると、26~28歳を頂点に、20代後半~30代の社会人層が約半数を占めており、連載当初からのファンが根強く支援してくれてるのがわかる。 男女比率では79%:21%で、大半を男性が占めている。
    (『ニュータイプ』2001年7月号「FSS issue Forum」)


    2001年アンケートで「頂点」だった世代は現在40代前半。なので、2015年アンケートの平均年齢はもっと高くなると想像していたのだが、思ったより若いんだな。

    まあ要因としては、「40代、50代の読者はわざわざネットでマンガのアンケートに数十分かけて答えるほどヒマじゃない」とか、「F.S.S.改編で古参読者が離脱した」とか、「ネットじゃ信者の人(私のことか)が五月蝿いので大人しくしているが、実は10代読者がけっこう参入している」などが挙げられるだろう。

    平均年齢が男性のほうが若いことについては、「MHが大事だった古参男性は離脱したが、MHはそんなに大事じゃなかった古参女性は離脱しなかった」と解釈するとリアルではある。男女比は2001年の「約8:2」から2015年は「約7:3」となっているが、私は「6:4」ぐらいになってるんじゃないかと予想していた。まだまだ男性が多いらしい。

  • 1 「ファイブスター物語」の魅力は?
    「全部」と回答した人が38%もいて笑う。

  • 6 好きなキャラクター メカ編
    一位はGTMゲートシオン・マーク2。10位までのうち7つがGTMというかなり意外な結果。MHレッドミラージュすら圏外とは。

  • 14 いちばん好きなファッションは?
    一位はラキシスの私服全般。ラキシスの私服ってそんな人気あったのか。へーという感じ。カイエンやログナーなど強い男性は人気キャラなのにファンションのランクでは圏外なのが面白い。F.S.S.では強い男性はオシャレじゃないという傾向がある。ハイアラキやデコースは例外。ランク8位が「メヨーヨ大帝/私服全般」なのだが、本編で大帝が私服を着ているのといったら第3話の「HIPでBAD」のときと、第6話の「嫁に来ぬか?」のときぐらいなのだが、どのへんが読者の琴線に触れたのだろうか。

  • 16 単行本カバーイラストでいちばん好きなのは?
    一位は1巻表紙。私は6巻のが好きなのだが、あまり人気がないということが判明して面白かった。あと2巻も好きなのだが2巻も人気なし。
    ちなみにランク圏外のカバーイラストは、5、7、8巻。まあ、わかるような。

  • 21 どんなファイブスターグッズがほしいですか?
    一位は「各騎士団ごとのグッズ」。その発想はしたことなかったな。確かに楽しそうだ。九位の「シルバーアクセ」というのも良い。フィルモア関係のアクセサリは良いと思うけど、マモちゃんが「安い銀なんかじゃ作りません!」とか言いそうで商品化のハードルは高い。

  • 23 「ファイブスター物語」以外で好きなマンガは?
    一位は『ジョジョの奇妙な冒険』。かなり意外。今度忘れなかったら荒木と永野の比較記事をアップしよう。


    アンケート結果の感想は終了。面白かったので、今後もF.S.S.国勢調査(国勢ではないけど)は数年に一回くらいやってほしい。


    本編ストーリーの感想はここに追記する予定。

    以下、追記(2016年3月8日)。

    本編
    ページを開いた瞬間、今回は大改編なしか、ちぇっ、と思った自分はいったい、F.S.S.に何を求めているのか。
    ストーリーの筋としては永野がすでに「ソープが次々バーガハリを修理しちゃう」と先行ネタバレしてたので、あまり驚きはなし。
    というか8年の休載期間中、「今後こうなる」的なちょっとしたネタバレを作者自身がいろんなところで書いていたので、読者的には「確かにそうなったね」と確認する感じで読むエピソードがわりと多いという。しかし「キアリ・セメト博士」だの「シェン・ラン騎士団」だのまだまだ読者に知らされていないことも多いのでよし。
    以下、本編の感想。

  • 「戦えるGTMがあれば戦うのよ!」のナルミと、「こわれたGTMがあれば直すのがスライダー」のソープという対比。

  • 作者の気分的盛り上がりと「暴走」について。
    ナルミさん、ずっと髪をいじっている。そういえばナルミさんは『リブート7』で公開されていたキャラシートの段階で既に髪を触っていた。こうしたキャラクターの演技はデザインした時点である程度は確定しているのだろう。それでいつも思うのは、他のマンガ作品に比べF.S.S.は常に「作者がキャラクターに対して気分的に盛り上がっている時期(≒デザインが出来上がった時期)」と、「そのキャラが本編に登場する時期」が大幅にズレるよねということだ。クリスティンやツバンツヒを例にあげるまでもなく、作者がノリノリでデザインと設定を作ったキャラクターが本編で設定通りに活躍するのは何年も後になる。「デザインができて気分的に盛り上がる」→「まだ本編に出番はない」→「数年後、熱が冷めたところでようやく出番」というサイクルなわけで、それって描きにくくないのだろうか、と思う。普通に考えれば、デザインができて気分が盛り上がった状態がいちばん筆が進みそうなものだし。他のマンガ作品では新キャラが(作者の思い入れによって)暴走するということがあるけど、F.S.S.の場合は件のサイクルがある以上、暴走しにくいと言えるかもしれない。いや、いきなりSFをやりはじめた「OVER THE 7777 NEW WORLD -時の彼方に-」(第3話)や、いきなりドラゴンの出るゲームのような世界に舞台をうつした「JUNO18097」(第5話)や、いきなり少女漫画を始めた「プロムナード」(第6話)など、この作者も十分に「暴走」はしているのだが。という話は前にもメモしてたか。

  • 今月の連載、GTMバーガ・ハリの描かれたコマが8コマ。
    飽きっぽい作者がよくも同じGTMを延々と描くものだ、と妙に感心する(感心の仕方がおかしい)。作者によれば今後の「ツラック隊」には、「ソープ、ラキシス、ツバンツヒ、セイレイ、マロリー、ハレー、オーハイネ、ビルト、そして、アイシャたち」(リブート7巻p527)が登場すらしい。もしこのキャラクターたちが全員GTMに乗るとしたら、ものすごく華やかな画面になって楽しそうだが、描くほうは地獄だと思う。というか、現在の第6話は「一話あたりに登場するロボットの数」が過去最高のはず。マモちゃん、たいへんだね・・・・・・。

  • ソープのセリフ。

    お前…左ジェネレーターの“リ・ヒーター”14番 閉鎖バルブが ぐずってるのか …これじゃ しんどいよね…
    (p67)


    ああ…龍骨か… 胴体4対目左の スイングプレートが 戦闘でゆがんで 左龍骨を圧迫して リ・ヒーターに戻るエネルギーの不整脈動が14番バルブを痛めてたんだね…痛いね よくがまんしたね…
    (p67)

    なんだか整骨院だか解剖学だかみたいなセリフだ。カロン技術長が「ずっとわからなかった12番騎のエンジン不調がエンジンじゃなくて胴体だったんです!!」(p68)と言っているが、この「Aの不調の原因はAではなくBにあった」という構図は、単行本13巻の黒騎士デコースとファティマ・エストのやりとり以来、繰り返されている。ファティマ・エストが言うには、GTMダッカスの左ひじツインスイングの不調が実は右腰スイングブロックの疲労からきていた、という。

  • ラキシス。
    第6話に入ってからのラキシスといったら、ハスハ開戦のときの「また たくさんの人が死にます…」というセリフのあとは柱をかじる出番しかなかったので、今回は真面目に働いていて可笑しい。

    現在の第6話パート3では、預かり屋でそろばんをはじいていたファティマ・ヒュートラン(単行本13巻)に続いて今回のラキシスと、人間の仕事を手伝うファティマのエピソードが続いている。

    ソープがナルミを「お姉さん」と呼んだあと、ラキシス、不穏な雰囲気を漂わせている。怖い。


  • さて、今度は『デザインズ5』の感想だ。
    もうすぐNT次号が発売するのでそっちが先になるかな。
    表紙はGTMシュツィエンが来ると予想(というか希望)。


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