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休載なしでF.S.S.14巻が発売される件

Category : F.S.S.

■お知らせ 2017年


2017年6月24日と25日、劇場版ファイブスター物語こと「花の詩女ゴティックメード」が全国で再上映される。

・一回見た人もまた見よう
見所はカーテンコールやGTMカイゼリン以外にもいろいろある。たとえば岡田斗司夫も驚愕した「キャラの自然な足運び」。永野護が動画17万枚を費やして一体なにを描こうとしたのか、フラットな状態でもう一度見ておいて損はないと思う。

・劇場が遠くても見に行こう
交通費が高いから行かない、なんて言わず、多少の距離なら行くといいと思う。海外のFSSファンに比べれば日本の人は恵まれているのだから。地方の人が武道館のライブに行くようにして行くと。ライブと思えばチケット1800円なんて有難い限りだ。

・どんどん拡散しよう
システム上、チケットが売れなければ上映が成立しない。自分の地域以外もどんどん拡散させてどんどん宣伝しよう。今のところ苦戦しているのは長崎、熊本、鹿児島あたり。

【宮城県:6/24上映】@TOHOシネマズ 仙台
【千葉県:6/24上映】@TOHOシネマズ ららぽーと船橋
【千葉県:6/24上映】@TOHOシネマズ 柏
【埼玉県:6/24上映】@TOHOシネマズ ららぽーと富士見
【大阪府:6/24上映】@TOHOシネマズ くずはモール
【大分県:6/24上映】@TOHOシネマズ アミュプラザおおいた
【栃木県:6/25上映】@TOHOシネマズ 宇都宮
【愛知県:6/25上映】@TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ
【京都府:6/25上映】@TOHOシネマズ 二条
【岡山県:6/25上映】@TOHOシネマズ 岡南
【広島県:6/25上映】@TOHOシネマズ 緑井
【福岡県:6/25上映】@TOHOシネマズ 天神・ソラリア館
【長崎県:6/25上映】@TOHOシネマズ 長崎
【熊本県:6/25上映】@TOHOシネマズ 光の森
【鹿児島県:6/25上映】@TOHOシネマズ 与次郎

https://www.dreampass.jp/m342768



■休載しません宣言


ニュータイプ10月号のF.S.S.扉によれば、単行本14巻のための作業はすでに進められており、「連載も単行本もお待たせしないで進行するつもり」であるらしい。

本気だろうか。

にわかには信じがたいぞ。

今回の扉の情報からは単行本発売「後」に休載するのか否かなど不明瞭だが、もし仮に「14巻発売の前後に休載なし」が実現すれば、単行本第1巻(1987年)以来の偉業となり、マモ選手の自己ベスト更新となる(以下リスト参照)。

参考:単行本発売「前後」の休載期間まとめ
第01巻:00ヶ月(信じられない!)
第02巻:04ヶ月
第03巻:03ヶ月
第04巻:03ヶ月
第05巻:03ヶ月
第06巻:04ヶ月
第07巻:04ヶ月
第08巻:08ヶ月(この間に『PS』発売)
第09巻:06ヶ月
第10巻:12ヶ月(この間に『KF』発売)
第11巻:05ヶ月(この間に『SW』発売)
第12巻:28ヶ月(この間に映画製作開始)
第13巻:20ヶ月(休載明けに『D5』発売)

で、なぜ「休載なし」という無謀なことをするのか、というと、

くそったれの読者共に「そんな馬鹿な!」と言わせたいだけ(後略)
(NT2016―10 p59)

ということらしく、笑った。

私はやさしい読者なので、きちんと言っておく。

そんな馬鹿な!

これまでもこの作者は、モデラーに「立体化できるならやってみろ」とケンカを売ったり、コスプレイヤーに「コスプレできないだろ」と勝利宣言したりしてきた。今回は「休載すると思ったか。連載続けてやるもんね」という、まるでツンデレのような論理で攻めてきた。これには信者としても参ったと言わざるをえない。さすがは読者と戦う作家、永野護。ここまで読者に好戦的な作家もあまりいない。この感じを嫌がる読者もいるのだろうが、私はヴィジュアル系のファンなので嫌いじゃない。V系はバンドが客を煽ってなんぼのジャンルなので。


■気になること


今回の「休載しない宣言」にまつわる気になることをいくつか。
(1)14巻分の連載終了後、15巻分の連載もそのままずっと続けるのか
(2)14巻の表紙はどうなるか。従来通りの巨大なイラストか、又はキャラシートの流用か、それ以外か
(3)14巻発売後に「デザインズ6」は出るか(通例では単行本1冊出るごとにデザイン画集発売)


■「休載なし」の喜べない側面


今回の「休載なし」との予告は読者としては嬉しくもある一方で、不安でもある。理由は以下2点。

(1)休まないことは美徳ではないから
ブラック労働大国ニッポンで、せめて永野護くらいは「ホワイト」な労働をしてほしい。F.S.S.ほど濃密な作品を「お休みなし」で描き続けられるはずがない。新しいデザインをアウトプットするためには、それ相応のインプット期間が必要に決まっている。作者が楽しみにしている「単行本表紙用の巨大なイラスト」を描くのだって、作者の脳内リフレッシュに役立っていたはずだ。リフレッシュせずに連載を続けることが良いこととは思えない。

(2)「休載なし」は角川書店の意向かもしれないから
これは証拠のない憶測でしかないが、ドワンゴと合併するなど変化の只中にある角川書店がこれから先も永野護/F.S.S.をこれまで通りに大事に扱うとは限らない。ということを読者である私たちは気に留めておいたほうがよいと思う。「マンガ家なのだから休載するな」という話が角川内で出ることだってありうる。二年前、永野自身が角川について「「会社は生き物」ですから年をとったり人が入れ替わり違ったものになっていったりするでしょう。僕の表現したい手法で発表できるような会社でなくなれば去るだけです。それは仕方のないこと。誰も悪くありません」(NT2014-9)と意味深な発言をしている。今回の「休載なし」が永野の「角川離脱」の前兆である可能性だってあるということだ(繰り返すがこれは私の憶測)。

という話はともかくとして、今回の「休載しない宣言」をちゃんと信用している人ってどれくらいいるのだろうか。なにしろ読者は永野護が語った予告がそのまま実現することはないということをよく知っている。

扉の中で作者は「1ヶ月くらいお休みするかもしれません」と述べているわけだが、1ヶ月のお休みが3ヶ月に、3ヶ月が半年に、気付けば「また映画作ってます」とか言い出すことだってありうる。

読者に信用されていないマモちゃんカワイソウ。というほどでもないか、うん。


(以下、2017年5月追記)


この記事で私は「休載なし」を喜んでいるが、今はそろそろ休載すべきだと思っている。現時点でF.S.S.連載は連続16回も続いている。F.S.S.連載史上二番目の長期連載だ。しかも休載予定もまだないようだ。心配なのは永野の睡眠時間が3時間(註)であるということで、睡眠時間3時間で休載すらなし、という状況は、健康上かなりマズいのではないか。そろそろ休んでもらいたい。

 (註)NT2014―9 Q&A p23より

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No title

ちゃんと連載と終焉を考えてほしいな。
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