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NT2016年11月号感想(連載9回)ツラック隊

Category : F.S.S.
お知らせ 2017年
2017年6月24日と25日、劇場版ファイブスター物語こと「花の詩女ゴティックメード」が全国で再上映される。
https://www.dreampass.jp/m342768

【宮城県:6/24上映】@TOHOシネマズ 仙台
【千葉県:6/24上映】@TOHOシネマズ ららぽーと船橋
【千葉県:6/24上映】@TOHOシネマズ 柏
【埼玉県:6/24上映】@TOHOシネマズ ららぽーと富士見
【大阪府:6/24上映】@TOHOシネマズ くずはモール
【大分県:6/24上映】@TOHOシネマズ アミュプラザおおいた
【栃木県:6/25上映】@TOHOシネマズ 宇都宮
【愛知県:6/25上映】@TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ
【京都府:6/25上映】@TOHOシネマズ 二条
【岡山県:6/25上映】@TOHOシネマズ 岡南
【広島県:6/25上映】@TOHOシネマズ 緑井
【福岡県:6/25上映】@TOHOシネマズ 天神・ソラリア館
【長崎県:6/25上映】@TOHOシネマズ 長崎
【熊本県:6/25上映】@TOHOシネマズ 光の森
【鹿児島県:6/25上映】@TOHOシネマズ 与次郎

システム上、チケットが売れなければ上映が成立しない。自分の地域以外もどんどん拡散させてどんどん宣伝しよう。今のところ苦戦しているのは長崎、熊本、鹿児島あたり。







ネタバレ注意。
太字部分は基本的に本編からの引用。


3つのキャラシートが掲載。いずれも既出。
・ラーン支隊 正式AP騎士服
・ツラック隊 内勤ドレス
・ドーチュー隊 内勤ドレス

あ、先月まで間違ってたタイトル表記が「アクト3 ステージ5―10」に直ってる。

エピソードタイトル
「≡a Last Defense≡
第6話 時の詩女
The Majestic Stand Act3 stage5―10
ツラック隊 最後の戦い」

おー、とうとうツラック隊の歴史的な合戦が始まるのか。ナルミとソープたちの活躍は2008年の「デザインズ3」(p149)の時点ですでに予告されていた。ここまで長かったような短かったような。

ソープの「詩女」性
ナルミ隊長のソープへのセリフ「あなたの言葉は 人がそう望む所へ橋をかけてくれる とても自然な形で」「これって詩女様のお言葉と似ているんじゃないかって思うの」「私にはあなたが一瞬詩女様に見えるときがある」。アマテラス≒詩女という見立て。「人がそう望む所へ橋をかけてくれる」というのは今後のアマテラスが星団に対して仕掛けることの前振りだろうか。

枢軸軍の大部隊
ベラ国の国境に枢軸軍の大部隊が展開。GTM総数279騎。ツラック隊ピンチ。

AFのフルレンジ索敵
ツラック隊のAFイルナーが「フルレンジ索敵」なる方法で敵のデータを探る。解説によれば、これは自身の機能とアシリア服の機能による情報収集のことで、友軍、敵軍、民間などのあらゆるシステムにリンクを張り、情報を得るのだという。この間、AFは完全に無防備になるため、騎士がそばで守る。へえ。新規設定かな。

ロッゾ帝国 本陣

GTMグロアッシュ H型ブロック5……土器か何かのような頭の形が面白い。

ファティマたち……おそらくは索敵中のロッゾのファティマたち。アシリア・スーツは初お披露目だろうか。スカート部にファー素材の飾り(?)がついた珍しいデザイン。ボトムはどうやらキュロット状のようだ。アシリアでは従来のファティマにはありえなかったような服飾アイテムが続々出ていて面白い。かわいいのでカラーで見たい。

まったく記憶になかったが、確認したところ「デザインズ3」にロッゾのデカダン服が掲載されていた。軍服の意匠を採用した地味目なスーツ。それに比べるとアシリアは派手目だ。永野はなんでアシリアも軍服っぽくしなかったのだろう。

ロッゾの騎士服……ロッゾ帝国のマント状の騎士服きたー! いや、別に特別に好きなわけでもないんだけど、本編に登場すると嬉しい。1989年の「キャラクターズ4」に主線のみのデザイン画が掲載されてから、約27年越しの本編初登場(たぶん)。当時のデザイン画と比べたところ、基本的には当時のままで、ヘルメットの首周りのみちょっとだけリファインされている。

グレース・スドール天位騎士……初登場のヴーグラ騎士団長。たぶん顔も名前も初。へー、ヴーグラの団長は女性なのか。しかも天位。永野は以前、インタビュの中で「戦場での天位騎士は狙われるので死にやすい」的なことを言っていたので、こういった何の前触れもなく出てきた天位騎士はすぐに死んでしまいそうな予感がする。果たして反則レベルのツラック隊相手に生き残れるか。

AFマドリガル……クローム・バランシェによるファティマ。スドールのパートナー。名前だけは以前から出ていたがデザインは初お披露目か。解説によれば「情報特化ファティマ」。バランシェファティマらしく(?)澄ました表情してる。

総騎士団長ダッグナード・ボァ・ジィ……ダッグナード本編初登場きたー! いや、別に好きなわけでもないんだけど、本編に登場すると嬉しい。言うまでもなくミラージュのウラッツェン・ジィの兄。どうでもよいが鹿賀丈史っぽい。

どこかで線画のダッグナードを見た記憶があったのだが思い出せない。すっかり忘れていたが、「デザインズ3」にキャラシートあり。そのときの解説によれば、当初はハスハに出向かないものの、後々に士気高揚のために出陣するだろう、とのこと。

「親父様」と呼ばれていてウケる。

続きは追記する。
以下、20161021追記。


ウモス国 青銅騎士団 本陣

GTM紅盾銅(ハルシュカ)……ウモス旗騎。総騎士団長クローゼのGTM。別名がボルドックス・ルビーであることからも判るが各部に映画『花の詩女』のGTMボルドックスの意匠あり。顔のデザインがよく見えないのだが、なんか不思議な顔してそう。

ウモスの騎士服とアシリア服……デザイン自体はいずれも既出だが、騎士服は「デザインズ3」の時よりも鎧っぽさが強調されていてかっこいい。アシリア服も硬質感のあるデザインでAFバーシャ(第5話)的な感じもあり好き。ウモスは騎士服もファティマ服もGTMも統一感があってよい。

総騎士団長・筆頭騎士ベルミ・クローゼ伯爵……おお、これがミハエル・レスターを青銅騎士団から追い出した(@13巻のメルシュのセリフより)というクローゼか。なかなか悪そうな良い顔している。難民問題で大国に貸しをつくることで国益を得たいクローゼから見ると、情に厚く「悪役」になりきれないレスターやメルシュのことが歯がゆく感じる、という状態らしい。クローゼはカラミティ星の崩壊を見据えているということだろうか。今後の展開が楽しみ。
 
AFヴィルマー……クローゼのパートナー。パイド・パイパー騎士団のケルシャーのパートナーだったAF。第4話では「ウィルマ」と表記されていた。そうか、今はウモスにいるのか。
 
っていうか、雰囲気が変わりすぎていて何かびびった。ずいぶん幼い感じ。いろいろヤバくないか。ブーツが足にフィットしない太めのもので、結果的にシルエットがルーズソックス的になっているのもヤバい。スカートのようになっている装甲(?)のデザインも独特で、なんか色んな意味で従来のファティマらしさから逸脱しているぞ。

ドーマ連合……クローゼの部下が「ドーマ連合」に言及。ドーマ連合について設定で明かされているのは以下。言うまでもなく私が知る範囲。
(1)惑星カーマントーに本拠(?)があること(単行本13巻PB表より)
(2)騎士団代表は元AP宇宙騎士団ダンダグラーダ支隊長のオロダムル・ハル(単行本13巻PB表より)
(3)3070年にノルガン・ジーボゥがドーマ連合への征伐を開始する(リブート6巻p370)

クローゼの部下のセリフによれば、ウモスの懐柔によってAP宇宙騎士団ダンダグラーダ支隊が既にドーマ連合の配下になっているらしい。宇宙都市ダンダグラーダについては「デザインズ3」でハスハから離脱・独立すると書かれていたが、クローゼの言う「懐柔」がそのきっかけとなった、ということだろうか。


ガマッシャーン共和国 レイスル騎士団 本陣

主力GTMエクペラハ……二本の大きなツノが特徴的。神話に出てくる獣っぽさがある。これはわりと好き。解説によればコーネラ帝国のヒュードラー博士の設計。

総騎士団長ナオ・リンドー・レイスル……なんの前触れもなくあの・・シュバイサー・ドラクーンきたー!! 今月号で明記はされていないがおそらくこの人物がシュバイサーであろう。以前から名前は明かされていたが本編初登場&ナオという本名(?)も初公開。

2代目黒騎士の孫ということもあり、お家の事情から、コネをつかってエストと面会するも黒騎士としては認められなかったとか、いかにも強そうな名前を与えられたとか、可笑しい。

文末の「ぜよ」に笑う。いきなり四国方言が出てきた。F.S.S.で方言といえば、関西方言をつかう泰千錫華などがいる。他にも東北方言、九州方言などを使うキャラがいても面白いと思う。

髪で隠れていた顔が本編最後のコマで明かされる。ここで「ひゃー」って驚いてしまう私ってなんと良い読者なのだろうと思う。シュバイツァーという名前から、かなりシブい感じのおじさま騎士を想像していたので良い意味で裏切られた。顔立ちはF.S.S.的美少年の類型ではあるが、ヒゲが生えているのがF.S.S.では珍しい。なかなか良いね。というか、F.S.S.内だけじゃなく日本のマンガ史上においても「ヒゲの美少年」って珍しいのではないか。いや、そもそも現実世界でも珍しいはず。

デコース包囲網……ナオとレレイスホトの遣り取りを読んで初めて気付いたが、たしかにナオにとってデコースは祖父の仇だ。ナオは「うらみはないぜよ~」とか言っているが、さあどうだかね。これでデコースと因縁のあるキャラがヨーン・バインツェル、クリスティン・V、ナオの3人となった。さらに不穏な動きをみせるジョー・ジィッド・マトリアまで含めて、デコースがいつ殺されるのかと心配になってくる。

GTM“ハロ・ガロ”~ラミアス・エリュアレ~……おー、神々しいGTMきたー。前にも書いた気がするが、GTMには(MHとは違って)神獣のような雰囲気がある。F.S.S.は神話なのだからロボットが神獣なのは当然といえば当然か。

ナオのGTM。レイスル騎士団の旗騎。MHでいうとファントムの同型のはずだが、なぜファントムがガマッシャーン共和国に渡っているのかよくわからない。

AFレレイスホト……おー、ずいぶん前から名前もデザインも発表はされていたレレイスホトが本編初登場(たぶん)。キャラシートはデカダン服で「デザインズ2」に掲載。他にもマーカーで色を塗ったイラストがあった記憶があるのだが、たぶん勘違い。
 アップになった良い顔。なんとなく『血まみれスケバン・チェーンソー』の三家本礼の絵柄に見えてしまう。単行本13巻の剣聖慧茄に挑むリリの顔にも同じことを思った。
 
服について。なかなか立派なアシリア・スーツを着ている。好きなデザイン。頭部のキャパシタが発する波動が猫耳状になっている。なので一瞬、ヒュートランなのかと思った。肩のフリルはデカダン服の時点でもあったが、アシリアではよりヒダが細かく、華やかになってる。二段スカートみたいになっているのは『デザインズ5』の炎の女皇帝にも見られたデザイン。永野のマイブームだろうか。こういったレイヤー構造というのは80年代、90年代のファティマ服にはなかった要素であろう。レレイスホトの場合、レイヤー構造かつフリル全開なので描くのが非常に面倒くさそうではあり、これを描くマモちゃんにはちょっと同情する(でもデザインしたの自分だけどね)。
 
ファティマ服のデザインの進化……今月のAFレレイスホトやAFウィルマーも含め、現在のファティマ服のデザインは90年代、00年代のファティマ・デザインから次の次元へ移行しているように思う。MHが次の次元のGTMへと移行したように、だ。だから当然、というべきなのか今の目でMHを見ると何となく「古くさく」見えてしまうように、比較的最近のデカダン服でさえ「野暮ったいな」と感じてしまう。好きだったデカダン服でさえ古びて見えるということに今さら自分でも驚いた。

今月登場の騎士たちは生き残れるのか?……今月は新規デザインの大安売りかというほど色んな騎士が出てきたが、この人たちは(反則レベルの)ツラック隊との戦いであっさり死んでいく予感がする。理由は三つ。

(1)全員キャラシートがないのはあっさり死ぬからではないか。通例では先にキャラシートが公開され、後に本編に登場していた。

(2)ロッゾのスドール団長もウモスのクローゼ団長もガマッシャーンの騎士団も、なぜか騎士服の構造が同じ。トリハロンの騎士服と同じ構造。これはすぐ死ぬから「手抜きデザイン」なのではないか。

(3)ナオは弱そうに見えて本当に弱いのではないか。ワスチャと同タイプ。AFレレイスホトの頭のわるそうな言動はどこか自己鍛錬型のAFヒュートランを思わせもする。レレイスホトのセリフによればGTMハロ・ガロはナオに「予想以上に」なついているらしい。「予想以上」という言葉が出てくるのはナオが弱いからではないか。ただし、第5話でカットされたというエピソード――天位を受けたクリスティン・Vにメヨーヨ騎士が絡み、そこへダイグより先にシュバイサーが割って入り場を収める(「デザインズ2」p61)――を踏まえると、ナオはやっぱり強いのかな。

泰天位とは……今月号でナオは「ナイトキラー」「天位殺し」「泰天位蹴り」と三つの呼び名で紹介されている。あまりに立派な異名なのでやっぱりナオって逆に弱いんじゃないか、と思うけど、それはともかくとして気になるのは「泰天位(たいてんい)」という称号。

これまでも剣聖の別称として「太天位」という言葉が登場してはいた。読み方は不明だが、おそらくは「たいてんい」だったのだろう(「ふとてんい」だったりして)。もし「泰天位」=「太天位」とすれば、ナオは剣聖の称号の授与を蹴った、ということになる。そんなことってありうるのだろうか? 今後のエピソードに期待。 


その他の感想
  • クローゼ団長のセリフによれば、今回の枢軸側の作戦はジィッドの提案らしい。

  • AFレレイスホトが、ツラック隊に「何かとても恐ろしいもの」がいると推測している。ツラック隊の戦力の異様な回復の早さからそう推測しているのだろう。

  • ファティマが戦場のそこかしこに。別の漫画になったかのよう。改編以前のF.S.S.とは雰囲気が違う。

  • 今月のように内容の濃いF.S.S.を読むと、読者やっててよかったなあ、としみじみ思う。まだ早いか。第6話のクライマックスはまだまだ先だ。


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