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NT2016年12月号感想(連載10回)ツラック隊

Category : F.S.S.
2016年11月15日投稿。
2016年11月18日追記。
2016年11月22日追記。
2016年11月30日追記。


ネタバレ注意。
「」で括った太字部分は基本的に本編からの引用。
お知らせ 2017年
2017年6月24日と25日、劇場版ファイブスター物語こと「花の詩女ゴティックメード」が全国で再上映される。
https://www.dreampass.jp/m342768

【宮城県:6/24上映】@TOHOシネマズ 仙台
【千葉県:6/24上映】@TOHOシネマズ ららぽーと船橋
【千葉県:6/24上映】@TOHOシネマズ 柏
【埼玉県:6/24上映】@TOHOシネマズ ららぽーと富士見
【大阪府:6/24上映】@TOHOシネマズ くずはモール
【大分県:6/24上映】@TOHOシネマズ アミュプラザおおいた
【栃木県:6/25上映】@TOHOシネマズ 宇都宮
【愛知県:6/25上映】@TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ
【京都府:6/25上映】@TOHOシネマズ 二条
【岡山県:6/25上映】@TOHOシネマズ 岡南
【広島県:6/25上映】@TOHOシネマズ 緑井
【福岡県:6/25上映】@TOHOシネマズ 天神・ソラリア館
【長崎県:6/25上映】@TOHOシネマズ 長崎
【熊本県:6/25上映】@TOHOシネマズ 光の森
【鹿児島県:6/25上映】@TOHOシネマズ 与次郎

システム上、一定数のチケットが売れなければ上映が成立しない。自分の地域以外もどんどん拡散させてどんどん宣伝しよう。今のところ苦戦しているのは長崎、熊本、鹿児島あたり。

お知らせ
映画「ファイブスター物語」再上映リクエスト受付中!
https://www.dreampass.jp/m150717





 * * *





AF・令令謝(レレイスホト)キャラシート。既出。
「超弩級ファティマ」と言われるほど高性能なファティマ。

あのヒュートランの母体となったファティマで、その言動はどこか怪しく(後略)
p63

先月の感想文では予想として、「レレイスホトはネコ耳&頭悪そうな言動なのでヒュートランっぽい。レレイスホトも自己鍛錬型なのではないか。であればナオは騎士として弱いのではないか」と書いた。ヒュートラン的であるという点に関してはその通りであったようだ。ただ、レレイスホトもヒュートラン同様に「自己鍛錬プログラム」によって弱い騎士を選んでいるのかは不明。ではあるが、強い騎士を選んでしまうのであれば、それはヒュートラン的ではない「普通のファティマ」ではないか。可能性としては、強い騎士を選んだ上で、それよりさらに強過ぎる相手とばかり戦う、というのはありうる。

ガマッシャーン共和国 国章(?)キャラシート。たぶん新規。
ボォス星の国家が収録された『デザインズ3』でも解説されていなかったガマッシャーン共和国の解説。強国であるらしい。今更の話だが、なんて語呂のよい国名だろうか。ほとんどオノマトペ(擬音語、擬態語)のようではないか。バシャーン、ズシーン、ビビューン、ドバシャーン、ガマッシャーン。

『デザインズ6』予告
いきなり「デザインズ6」予告きたー! うぉー(ガッツポーズ連打)。内容は「ツラック隊」に登場したGTMが中心に構成される、とのこと。発売は14巻より前の予定。サイズはNTサイズ予定。ということは、「デザインズ1~3」と同型になる。うーん、「ナイトフラグス」や「デザインズ4」のような大判サイズが好きな私としては、小さいサイズが続いていて悲しい。来たる『デザインズ7』は永野が以前言っていた「新聞紙サイズ」になればいいなあ。


エピソードタイトル
「アクト3:ステージ5―11 ツラック隊」


本編
バッハトマ 銀月騎士団 本陣(Kampf Ritter SilverMoon base)……
ネットで「銀月騎士団」でと検索しても何もヒットしないので、おそらく新規名称。「銀騎士団」から変更になったのだろう。シルバームーンって、なんだかLUNASEAみたいな騎士団名だな。中二病っぽい。もしジィッドによる命名であれば納得だが。ちなみにLUNASEAには「銀ノ月」という曲がある。

GTMデムザンバラ……
おー! とうとうデムザンバラ全身初公開きたー! と興奮したものの、冷静に考えてみると私はデムザンバラにもMHシュぺルターにもあまり思い入れはないのだった。でも、特別な思い入れがなくともドンと立派な立ち姿を見せられると喜ぶ。信者とはそういうものだ。

デザイン面での注目点は、太もも、スネのデザインがおもいっきりミラージュMHのデザインを踏襲していること。ミラージュMHの足がGTMではどうなるかが示されたのはこれが最初であろう。赤地(?)に白色ギザギザ縁取りというザ・ミラージュなデザイン。MHではギザギザ模様ではなく直線の縁取りだったが、デムザンバラではギザギザになっている。ちなみに「デザインズ1」p72によれば、布を裁断するギザギザはさみから着想を得た模様であるらしい。

MHシュぺルターのキャラシートと比べてみた。前述の太もも、スネ以外の部位――たとえばシュぺルターの特徴的な肩や腰周り――に関しては、MH時代の意匠をあまり引き継いでいないようだ。

シルエットに関してはMH寄りのバランスであり、思ったよりヒーローっぽく穏当にまとまっている。NT2014年4月号トビラでは「見るも無残な姿」と説明されていたので、もっとジィッドの趣味が炸裂してデコトラのように過剰装飾な姿になっているかと想像していた。個人的には、このエピソードの悪役であるGTMデムザンバラはもっと怪物っぽいシルエットになっていても良かったと思う。

ジィッド……
お、ジィッドがバッハトマ騎士服着てる! カッコいい。馬子にも衣装とはこのことであろう。今までは私服(?)のジャケットを着ていた。今回着ているのはおそらく「デザインズ5」掲載のバッハトマ騎士服と同じ形の服。色は白っぽいのでジィッドの特注かもしれない。あの騎士服についての感想は「デザインズ5」の感想日記に書く。

やはりジィッドの目的は「オレが一番目立って名を上げる」ことであるようだ。


(以下、20161118追記)


バギィ・ブーフ……
デコース隊長の命で来ているらしい。お目付け役だろうか。ジィッドの手駒ばかり集められていることについて「きっついぜ…」と漏らしている。今回に限らないが、ブーフってかわいそうな騎士だ。若いジィッドがGTMデムザンバラをうまくゲットする一方で、自分は偽カイエン(ハイト)の調査でドサ回りをさせられたり、パリコレみたいな騎士(バイズビズ)に面食らったり、GTM戦でフラクタル弾を食らって「前が見えねえ~~~っ!!」(13巻)ってなったり、あまりカッコいいシーンがない。まるでカイエンのようだな。わりと好きな騎士なので、もうちょっとは活躍してくれると嬉しい。

ツラック隊……
敵軍の圧倒的なGTM数に慄きつつも、「我々に撤退はないっ!!」「全戦力で迎え討つ!!」とナルミ支隊長。

ボレー大隊長の変なカオ……
勝つ気満々のソープ、ワンダン・ハレー、ツバンツヒの言葉を受けてのボレー大隊長のセリフ以下。

ナルミ支隊長!!
我々の覚悟は前から決まっています!!
ついにこの時が来たか!!です
命令を!!

このときの顔に笑った。このコマだけギャグ漫画のような変な空気。F.S.S.ってバギィ・ブーフの「ヤベェ こいつ!!」(リブート7巻p378)など、ときどき変な空気の可笑しいコマがでてくる。

ちなみにボレー大隊長は(今まで気付かなかったが)面白キャラであったようで、以前はこんなセリフもあった。ツバンツヒをツラック隊で雇うシーンにて。

ナルミ支隊長!!
オレはっ!
もう2度と見た目で人を判断しませんっ!!
(NT2016年5月号)

必ずナルミの名を叫ぶのがボレー大隊長のスタイル。

ツラック隊GTMを収容する戦艦……
戦艦の先頭部分がちょっと変わった面構成になってると思ったら、蛇の頭の形なのね。蛇はミノグシアだか聖宮ラーンだか詩女だかのマークだったはず(私は低級信者なのでよく覚えていない)。

「脱皮に失敗」するラキシス……
これも笑った。たぶん、川村万梨阿が「脱皮に失敗」したのを永野が見逃さず、こうしてF.S.S.に取り込んだのではなかろうか。違うかな。違ったらマリアさまにとってはとんだ風評被害だが。

どうでもよいが、たま~に脱皮に失敗する私はラキシスと同レベルなのかと思うとちょっと悲しいものがある。ただ、さすがにラキシスのようにボタンを外さずにジャケットを脱ぐなどとは発想すらしたことがなかった。さすがはラキシス。なお本編と関係のない豆知識だが、一般的に前開きのジャケットの脱ぎ方としては、まずジャケットを肩から外し、(ラキシスとは逆に)下へ滑り落とすようにすると楽だ。着るときはその逆で、腕をあげずに片腕ずつ袖を通していくと楽。

ソープが内語として「脱皮に失敗してる……」とツッコミを入れているわけだが、こういった表現は従来のF.S.S.ではあまり見かけなかった気がする。F.S.S.は「普通のマンガ」から逸脱しているところが多々あるのだが、今回の表現は「普通のマンガ」っぽいのが興味深かった。


(以下、20161122追記)


出前をとるツバンツヒ……
部隊の出発を前にツバンツヒがベラの男性騎士を呼び止め、いきなり「出前を頼む」とか言い出す。えっ、なんでベラ騎士に出前の使いっぱしりを頼むのだろう、と思ったら違った。ツバンツヒは電話の向こうに相手に出前を注文していたのだった。

ツバンツヒvs謎のベラ騎士……
素性を怪しまれたベラ騎士がツバンツヒに襲われる。ベラ騎士は分身攻撃で応戦。「分身からの飛燕剣!! 十文字霞切りか!!」と解説してくれるツバンツヒさん、読者にやさしい。

ツバンツヒのメカ左腕……
システム・カリギュラの騎士らしく腕を武器に変化させるツバンツヒ。これはかっこいい。爪型の武器のデザインの元ネタは永野が2000年代前半に描いたPSO2用のイラスト(たぶん)。

驚いたのは腕がまるでGTMの腕のようなになっていること。スイング関節まで採用されている。てことは、ランドアンド・スパコーンのメカ腕や、剣聖カイエンの戦闘用重甲冑の内部にもスイング関節が仕込まれているのかもしれない。

まさかGTMの腕が人間サイズで登場するなんて思ってなかったから、こうなったら人間サイズのGTMも見たくなってきた。誰がどうやって操縦するのか謎ではあるが。AIか。

バイズビズ……
NTを読み進めるのをやめて、謎のベラ騎士がいったい誰なのか5分くらい推理してみた。まさかのヨーン・バインツェルとか? もしくはメヨーヨ大帝とか?(←これはメヨーヨ大帝が見たいという私の願望でしかない) 結局、ぜんぜん見当が付かず。諦めてページをめくると、バイズビズきたー! そうきたかー。笑いが止まらん。美しいなあ。

言うまでもないけど、バイズビズが素顔を明かすこのシーンは「ページをめくる」というマンガ(というか書物)の特徴が効果的に利用されている。見開きの最後のコマで読者の期待を煽り、次の見開きの一コマ目で読者を驚かせる。F.S.S.は一風変わったマンガだと言われるけど、この辺はマンガ表現のセオリーに忠実だ。私のような信者は、
・ページをめくってからの新キャラ登場
・ページをめくってからのアノGTM登場
という演出にコロっと引っかかってしまうのであった。

AFスパルタ……
スパルタも再登場。第5話「ザ・シバレース」でマスターであるビョトン・コーララがボスやんに殺されるシーン以来の登場か。名をあっさり明かしているがAKD所属とバレないのだろうか。

ミス宇宙軍……
ツバンツヒの出前を届けにきたのはミス宇宙軍。現在はミスPX(たぶん自称)。すでにつラック隊に来ていたとはね。バイズビズとそろってツバンツヒの部下になることに。ファティマ(虹姫)は連れてきていなかったらしい。

ダブルワッパー……
ツバンツヒが出前注文した「ダブルワッパー」。何のことかと思って調べたら、ワッパーとはバーガーキング(米国)のハンバーガーの名称であるとのこと。へー。

ミス宇宙軍は2003年の連載でも今回同様の「アメリカーンなローラーブレードウェイトレス」(リブート7巻p275)姿で登場している。あの突拍子もないウェイトレス姿は、今月号でツバンツヒにハンバーガーを届けるための前振りとして計算されていたと理解してよいのだろうか。

コンニャク……
ミス宇宙軍へのツバンツヒのセリフ「コンニャクだかフンニャカだかどうでもいいっ!」。なんか既視感があると思ったら、第4話「放浪のアトロポス」でトッカータ中佐が「このフンニャカだかコンニャクだかえーい言いづらい!」(リブート5巻p79)と言っていたのだった。

ワンダン・ハレー……
ことの成り行きを見ていたハレー。なぜかハレーも、バイズビズも、腕がGTMみたいになったツバンツヒに突っ込まない。なぜ? いくらスパコーンのように身体を機械化する人間がいる世界とはいえ、身体を有機的に変態させたツバンツヒはどう見たって怪しいと思うのだが。


(以下、20161130追記)


ソープの「むぎゅ」……
出発するナルミ。元気付けようとソープがナルミの口を「むぎゅ」とつかんで押し広げる。これ、何となく既視感のあるシチュエーションだなと思っていたら、ネットで以下のように指摘されているのを発見してすっきりした。

メガエラの「むぎゅ」は第4話「放浪のアトロポス」の地下トンネルでのソープとアトロポスが回想するシーン(リブート4巻p337)だったから、今回のはそれ以来、連載約22年ぶりの「むぎゅ」ということになる。たぶん。

あらためて、「あたちメガエラ」って最高なセリフだな……。当該のシーンは幼少メガエラの他に幼少の静が半泣きで「学校に行きたいよー!」と駄々をこねたり、幼少オデットとオーロラがバランシェを困らせていたりしてとても良かった。そういえば何ヶ月か前の連載の幼少アウクソーもかわいかった。F.S.S.ってそもそも第1話からして幼少のラキシス、アトロポス、クローソーが出ていたわけだから、もしも80年代、90年代の永野護がメディアミックスに積極的だったら『進撃!巨人中学校』のような幼少ファティマのスピンオフだってありえたかもね。

ラキシス……
なぜかミラージュスーツ姿できたー! アシリア特有の花びらのような何かがぴらぴらと舞っているのがかわいい。この表現は少女漫画特有の花を背負う演出にもちょっと似ている。

ラキシスはツラック隊の全GTMにすでに「割り込みコード」を入れている。非常時には自分で操作するため。やる気満々。

ラキシスの髪型……
今回のラキシスはこれまでの全てのラキシスと比べ、かなりスタイリッシュに見える。それはたぶん髪のサイド部分が「前下がり」気味だからだろう。前(頬の辺り)が長めで、後ろ(耳の辺り)がやや短い。シャトル・アシリア着用キャラシートと同様の髪型。シルエットとしてはアイドルなどの髪形としても見かける「触角」とも似ていて、小顔効果もある。もともと小顔のファティマがさらに小顔に見せるという反則技。ちなみにNT5月号や『デザインズ5』のラキシスは完全に触覚ヘアだった。ラキシスの髪型も時代に合わせて更新されていく。

頭部のインジェクターが左右別になっている。左が蝶のデザインで、右はなにか別のデザイン。金色のシャトル・アシリアのキャラシートでは左右とも蝶だったのだが。今頃気付いたが、アマテラス(1巻キャラシート)は花の髪飾り、ラキシスは蝶のインジェクターということで対になっていたのか。

ラキシスの服……
ミース・バランシェのセリフによればミラージュのGTMスーツであるらしい。裾からちょっとだけドロワーズ(?)がみえているのが珍しいデザイン。かわいい。設定改編以降、インナーパンツのチラ見せ自体はよくあるのだが、このようにプリーツやスリットなどのないプレーンなワンピースドレスの裾からチラ見せする例は初かも。

スーツ自体のデザインは設定改編後のパナール・エックスの個人オーダーのスーツ(註1)に似ている。両者に共通なのは、どちらもワンピースドレス型であり、胸の中心に花のミラージュマークが入っているというところ。違いはいくつかある。まず身頃のサイドに入った縦ラインの模様が違う。パナールはミラージュ特有のギザギザ模様だったが、ラキシスはギザギザではなく■の羅列。ラキシスのほうが模様が抽象化している。袖に関しては、パナールのワンピは長袖だが、ラキシスは袖なし(中に半袖を着ているor袖だけ別パーツ)にみえる。生地に関しては、パナールはベタ塗りのため不明だったが、ラキシスはファティマスーツのような光沢がある。ミラージュ・スーツはヘリオス製ということか? また、改編後の設定ではミラージュ女子はタイツの色がパーソナルカラーになっているとされてるのだが、今回のラキシスがタイツなのか素足なのかは不明。
(註1)『F.S.S.カレンダー2009』に掲載

ところで、こんなミラージュマーク丸出しの格好でいろいろマズくないのか。

ラキシスの靴……
単行本13巻でベラ国入りした際とおなじ高級アイスクリーム靴。ちなみにNTのQ&Aによれば、永野はこの靴の実物を所持しており、「机の近くに転がってい」るらしい(註1)。Q&Aの時期からすると、その靴はラキシスを描くための資料としてではなく、ただ自分で鑑賞するためだけに「転がって」いたはず。たとえ自分では履けなくても、気に入った靴は手許に置いてうっとり鑑賞したい、という作者の気概を感じる。私も靴をときどき箱から出しては履きもせず、じーっと眺めてまた仕舞う、ということをするので気持ちはわかる。
アイスクリームがパンプスに変身!シャーロット オリンピアの限定ショップが伊勢丹新宿にオープン
(註1)NT2016年4月号Q&Aより

妻の役目……
ラキシスのセリフ「戦うのは妻の役目 夫が戦に出る事態になれば世の終わり! それは妻の恥です」。ラキシス勇ましい。「戦うのは妻の役目」というのがすごい。近頃の流行語でいえばポリティカリーに(政治的に)コレクトな(正当な)セリフということになろう。夫が守る側であり妻は守られる側であるという固定観念へのカウンター。もちろんラキシスにそんな政治的意図はないが。

AP服を着たバイズビズとミスPX(自称)……
APに編入され、APの騎士服を着た二人。やっぱりバイズビズはかっこいいなあ。と言いつつ、ひとつ白状すると、じつは私はAPの騎士服がそれほど好きではない。理由はよくわからない。色のせいかな。まあ、でもバイズビズは何を着てもかっこいいよ。ミスPX(自称)はなぜかAP服がすごく似合っている。後ろにいるAF虹姫は本編初登場か。

ナオ・リンドー・レイスルの強さ……
先月号に続き、今月号でもナオの強さが強調されている。ナオはツラック隊のメンバーたちから以下のように評されている。
  • AFイルナー「ナイトキラー」(先月号)

  • ツラック隊員「天位殺し」(先月号)

  • ツラック隊員「泰天位蹴り」(先月号)

  • AFラキシス「ナオ騎士団長が危険すぎ」(今月号)

  • ミスPX「最も注意すべきはレイスルのナオ団長の動きと位置」(今月号)

  • ミスPX「天才騎士」(今月号)

  • ミスPX「ナオ団長と単機で戦える騎士…ツバンツヒ大隊長を当てねばなりません」(今月号)
持ち上げられ方がハンパない。だからこそ逆に弱いのでは、とも思うのだが。ただ、これまでのF.S.S.連載30年のなかで、「めっちゃ強いと言われていた騎士が、本当はめっちゃ弱かった」という事例は、ありそうでいて実は一件もない。と思われる。強そうなキャラがあっさり死んだ例は幾つかあるが、いずれも敵が相応に強かった。アララギ・ハイトもちょっと違うし。ナオがその最初の例になるかのかどうか。

泰天位の件……
先月号の感想文で、もし泰天位が「太天位=剣聖」なのであれば、泰天位授与を蹴ったナオは剣聖レベルに強いのかもしれない、と記した。ところが今月のミスPXのセリフによれば、ナオはツバンツヒでも対抗できてしまう程度の強さであるらしい。設定ではツバンツヒは剣聖よりだいぶ弱いとされている。さあ泰天位とはどれくらい強い(又は弱い)称号なのかね。

そういえば先月書き忘れたけど、リンドー家の人たちはナオの箔付けのために黒騎士の称号を欲しがっていたらしいので、ふつうに考えれば「泰天位」の称号だってありがたく頂くのではないか。なぜこれを「蹴った」のか。そこにもなにかエピソードがあるのかも。

カーツの真顔……
しれっとAP騎士になってるミスPXを見たカーツのセリフ「あれ?この人 売店にいた人ですよね?」。動物でいえばチベットスナギツネのような、NHK「真田丸」でいえば直江兼続のような味のある表情をしているカーツ。今月号は従来F.S.S.になかったようないろんな種類のギャグがあって面白かった。

AFマドリガルのカウンター……
ロッゾのAFマドリガルのカウンター(妨害)能力は、「全域の敵の位置を目視以外不可能に」するという。ツラック隊はワンダン・ハレーのAFビルドでカウンターに対抗することに。来月号はファティマの妨害合戦が見られるのかな。

怪しまないナルミ……
ミスPXのセリフ「私はある国の情報部の騎士ですが(中略)ツラック隊に忠誠を誓います!」。これを聞いたナルミは「わかった!」とあっさり了解。ぜんぜん怪しまないナルミさん。まあ、物語をさくさくと進行したい作者の都合もあるのだろうが。

もしかしてソープとラキシスの正体も、バイズビズとミスPXの所属も、ナルミさんにはだいたいバレてるんじゃないか、とちょっと思った。あとツバンツヒとかも本人はうまく皆にとけ込んでるつもりであろうが、眉毛が二本あったりどう見ても怪しいし、普通の人間じゃないことは全員にバレてそう。

GTMボイスオーバーGA2が出撃……
ロッゾ帝国・ブーグラ騎士団の旗騎。おそらく初公開のデザイン。単行本13巻のPB表ではダックナード・ボア・ジイのGTMとされていたが、今月号ではグレース団長とAFマドリガルが操縦しているようだ。二騎あるのだろうが。PB表によればこのGTMは、GTMグロアッシュの特別騎。たぶん先月号登場のGTMグロアッシュH型ブロック5の特別版なのだろう。見た目はかなり異なっている。

今月の連載はここまで。

以下、その他のメモ。

  • 今月トビラの『デザインズ6』の発売時期についての作者コメント。忘れないように引用しておく

    単行本14巻より前に発売したいと考えていますが、アクト4ステージ1の「パルスエット」の連載を継続しながらの作業となりますので、予定が前後することはどうかご了承下さい。
    (p63)


  • 今月もお話がテンポよく進んだ。たぶんカットされたシークエンスも多いのではないだろうか。それでも物語の進行は予定より遅れているようだ

  • 今月は15ページの連載を50分かけて読んだ。ああなんたる良き日ぞやの気分

  • 10月号の永野コメントから計算すると、たぶん「ツラック隊」はあと連載2回で終了するはず。「ツバンツヒエピソード」というのも含めればあと3回。


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No title

 だいぶご無沙汰をしておりますが、何度も読み返しておりますもので。
そのたびに「書こう」と思いながら忘れてしまうので、ひとまず横レス気味に。
 「真田丸:チベスナ」「漫勉」など、レコーダーの予約リストもだいぶ被るのではないか…と、嬉しくなりました。
いや、それだけなのですが…
引き続きROMに沈みます。
毎筆、楽しみにしております。
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