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NT2017年2月号感想(連載12回)ツラック隊

Category : F.S.S.
2017年2月12日投稿。

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※NT2014年9月号で永野監督は「映画で作ったものは映画館で見ないとおかしいじゃない?」と発言。事実上のソフト化しない宣言。見たい人は「ファン登録」してから投票しよう。
※個人的にはこの映画の鑑賞は2回目以降が本番。1回目「なんか変わった映画だな……」。2回目「背景や細部の描写が美しいなあ……」。3回目「良い物語だなあ(涙)」。

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「」で括った部分は基本的には今月号からの引用。

■扉ページ:超帝國の剣聖達


アサラム・スキーンズ=“ザ・ディグツァイト”……
『D5』掲載のキャラシート。「ザ・ディグツァイト」なる二つ名は初公開か。意味はよくわからない。かつてMMイェンシーの正式名称が「イェンシングフェイディーディグツァイト」とされてはいた。

カイエンはスキーンズほど強くない……
解説によれば、超帝國剣聖は「ゴティックメードが人の姿になっているだけ」(p59)というほど強く、カイエンやマキシすら「超帝國時代の騎士とは別物と言っていいほど力は弱まってる」(p59)。まじかい。カイエンは超帝國剣聖レベルだと思ってたぞ。私の思い込みだったか? 剣聖たちの強さを決定づけるのは、炎の女皇帝が直接的に「作った」個体なのかカイエンのように人から産まれたかの差だという。へえ。血を引くだけじゃだめなのか。

アスタローテは「サタン」……
なんとびっくりアスタローテは「サタン」だったらしい。知らんかった。こういう重要な情報をしれっと出してくるのが永野のやりくち。アスタローテとは虫みたいな姿のキャラで、第5話のスパチュラ帝国のエピソードにおいて、(今でいう)タブレットパソコン的なものを操作するコマで登場している。かなり強いらしく、NT2003年8月号のパワーバランス表では「炎の女皇帝衛兵・アスタローテ」は超帝國剣聖たちより強いとされていた。なお、アスタローテは設定改編後の年表にも登場している。

4100~
モナーク・セイクレッドは沈黙し、「アスタローテ」はモナーク紀から続いた星団記録を止める。
(単行本13巻 巻末年表)



炎の女皇帝の意識……
現在、炎の本体と意識はそれぞれ別の場所にあるという。

リストアされていない超帝國剣聖たち……
リストアされていない数人の剣聖たちは現在、アスタローテとともに宇宙船「シング」にいる、という。え、ふつうに宇宙船にいるのね。すべての超帝國剣聖が転生(作者は「リストア」という言葉を使っている)しているのかと思ったら違ったらしい。

リストアされた人物の強さ……
解説によれば、星団歴の人物に超帝國剣聖の意識が入っても本来の力を出せない。なぜなら肉体がネックになるから。とすると、肉体が超帝國レベルであればリストア時も本来の力が出せるのか。

リストア時の人格……
先月の感想では剣聖クルマルスとナオ本人の人格がどんな状態になってるのか推理してみたが、今月解説によれば二人の意識は「きれいに混在」しているらしい。マドラは「多重人格」。レンダウドに関する説明はされていないが、なぜか「詩女同様のスコーパー能力」を持っているらしい。理由は「女性超帝國騎士」だから、らしい。ちょっと意味がわからない。

「きれいに混在」とは何か?……
↑の「きれいに混在」って日本語としてちょっと際どくて思わず10分くらい考え込んでしまった。日本語辞書よれば「混在」とは、「いりまじって存在すること」。つまりナオとクルマルスの人格は「きれいに入り混じっている」ということになる。どういうことだ、それ。完全に混ざっているわけでもなく、かといって完全に独立しているわけでもなく、入り混じっている。わからん。

剣聖ジュノーンの目的……
リストア中の剣聖のうちハリコン(ジュノーン)のみ、他のクルマルス、オージェ、プロミネンスとは「目的がことなる」らしい。へえ。もしかして、コーラス4世が「自分によく似た少年」から「戦いが何を生むか?」を教わるという設定(『D2』p142)と関わるのかな。


■本編の感想


GTM紅盾銅(ハルシュカ)……
初登場時も思ったが、やっぱ顔のデザインが不思議な感じでおもしろい。

人を殺したくないナオ……
ナオのセリフ「もうオイは人も人の造って来たものも壊したくないぜよ……」(p62)。そうなのか。剣聖クルマルスは破壊や殺人に嫌気が差しているらしい。では他の剣聖たちはどうなのだろう。「気さくな男」(『D5』バングの項)だったという剣聖バングなども本当は破壊も殺人も嫌だったのだろうか。彼らはオペラで制御されており「笑うこともな」かったという(『D5』バングの項)。とすると、実は剣聖たちは自分たちを操っていた炎の女皇帝を憎んでいるという可能性もあるな。

四国方言の謎……
ナオは四国方言を使っている。これがナオ本人の方言なのか、それとも剣聖クルマルスの方言なのか気になる。どちらであっても面白い。ナオ所属のガマッシャーン共和国か、ナオの親の出身地かで「ぜよ」が飛び交う地域があるのか、それとも超帝國時代のどこかの方言なのか。

レンダウド……
「壊したくないぜよ……」と言ったナオに対して嫌味を言うレンダウド、めっちゃ悪そうな顔をしていてよい。キャラ的にログナーっぽい。

ナオの「詩女」批判……
ナオのセリフ「ボォス星はミノグシアの民だけのものじゃないぜよ」「詩女様はその御手からこぼれ落ちた他の民をお忘れなのか?」(p62)。これは一体なにを指してのセリフなのかよくわからなかった。のでメモしておく。

レンダウドのスコーパー能力……
具体的なスコーパー能力が描かれた珍しいシーン。

おおおお! いきなりコーラス4世きたー! ほんとに次から次に重要キャラが出てくるね。コーラス4は、彼が騎士として動かなかったせいでジョーカー動乱が抑えられなかった(『KF』)とすら言われている重要キャラ。本編登場は第5話のシャーリー・ランダ―スのミラージュ退団エピソード以来か。とすればNT1997年9月号以来、約19年5ヶ月ぶりの登場。大きくなって。

4世のうしろにはAFクローソーも。ちゃんと今風に描かれている。

AFマドリガル……
ミース博士の作ったコードからバランシェを思い出すマドリガル。バランシェファティマとソープの関係性も絡んだなかなか良いシーン。これが「ツラック隊」じゃなければ、もう少し大きいコマで叙情的に描かれていたかも。

「コード」からノスタルジーを感じとるというのがファティマらしい。「お父様の出したプログラムを私が解く…幼い頃の遊び…」(p64)。すごい遊びだな。

マドリガル、「ふにゃ~」「みぃぃぃぃぃぃ」(p64)って泣き方がおかしい。初登場時のあの澄ましたドヤ顔はどこいった。

AFレレイスホト……
ファティマにしては言葉遣いが荒いAFレレイスホト。 さすが「性格の悪いファティマ」(リブート5p222)であるAFヒュートランの原型だけある。でもソープへの思いは同じ。

AFパシテア……
バサバサのまつ毛の描写。もちろん天然であろう。太い袖はやっぱり可愛い。

フル・クリティカルステータス……
ナオも初めて見るというファティマの「臨界」(p66)の状態。パソコンのCPU使用率が100%になるみたいなものか(たぶん違う)。今までの本編にも「臨界」になってたファティマっていたんだろうか? そろばんで計算していたAFヒュートランとか。

AFラキシス……
p66のラキシスの顔、まん丸で可愛い。

武装の交換は5分……
カロン技術長(?)が「フライヤーの交換は5分以内」(p64)と指示を出している。めっちゃ早いな。そんなに早く交換できるものなのか。工場が近くにあるツラック隊はいいけど、そうではない他国の部隊はどうしているのだろう。

ガットブロウを6本積んだ車両……
うわ、この発想はしたことなかったぞ。「可能なら500mまで寄って射出」(p67)するらしい。運転手も命がけだな。それとも遠隔運転か。考えたこともなかったけど、GTMって武器を失ったらどうするんだろう。素手で殴り合い? そういえば皇子トリハロンさんはカイゼリンでパンチしていた気がする。

ベルミ・クローゼ……
枢軸側の思惑を説明してくれる読者にやさしいクローゼさん。アフリカ系の血が入ったような良い顔してて好きなので、あっさり死なないよう祈る。

AFビルド……
腕を広げたポーズが妙に動きがあってカッコイイ。「ツラック隊」は騎士よりファティマの物語。

GTM青騎士……
ちょっとMHバッシュっぽい。もしかしてMHバッシュが好きだった人たちに向けたデザインか?

いきなり吹き飛ばされるGTM青騎士……
おっ、このパターンは単行本12巻でアルル・メロディを助けた剣聖エナ様を思い出させるぞ。今回の助っ人は誰かなかな~。と妄想する瞬間がF.S.S.で一番たのしい。

などと考えならページをめくるとGTMハイレオンきたー! くっくっく。 そうきたか。今月号でバーナー・レンダウドが、コーラス4世に「近しい者」が近辺にいると言っていた時点で気付くべきだった。

設定改編前の旧MHエンゲージはシリーズ3機ともデザインが違っていたのだが、GTMハイレオンはどうやら同じのようだ。ちょっと残念。

ここで敵GTMを吹き飛ばした技ってもしかして、あの有名な「ブレイクダウン・タイフォーン」なのだろうか。

キュキィのザンダ語……
「タリイ~~ クシザーシ ジャマクロース ザックザク~ パスミー サボリー」(p71)。しばらく考えてみたが、まったく意味がわからない。これも何かの伏線だろうか。

アーレン・ブラフォード……
この褐色の肌の人って誰だろう、と思ったらブラフォードかーい。ブラフォードの顔がこんだけ適当に描かれたのは初めてではないか。

双眼鏡なしで戦況を見通すブラフォードに笑った。さすがは視力5.0以上とも示唆されるブラフォード(リブート4巻p195)。

アイシャ・コーダンテ……
アイシャのセリフ「ベラは落とされる」「私たちに出来ることはセイレイたちの脱出口を作ってあげるくらいだ」(p72)。などと言ってるアイシャが、すぐそばにソープがいることを知ったらどうなるのか。楽しみに待つ。

着てる服がいつものアイシャの服。アイシャよほどのお気に入りか。

ステートバルロ・カイダ……
お、今月のカイダは渋くてカッコイイぞ。あ、でも単行本13巻、昨年7月号、今月と、登場するたびに雰囲気が微妙に変わってる気がしないでもない。

GTMハウファ・ブリンガー(?)……
おおおなんじゃこりゃー! 変なデザイン! 頭部を見るかぎりはMHテロルミラージュの面影はあまりないようだが面白いデザイン。早く全身が見たい。「バルバラGB(ガットブロウ)」なる新武器の名も登場。ガットブロウのバルバラってどんなだ。

立体音響迷彩……
すげー。初めて聞いた用語。地球の軍艦では「音響迷彩」なるものが採用されている例があるらしいが。立体音響と聞くと8Kスーパーハイビジョンの22.2chなどを思い浮かべる。ソニーのデジタルノイズキャンセリング(騒音とは逆の特性の音を出すことで騒音を打ち消す仕組み)みたいな原理で、自機の音を多チャンネルで消すのだろうか?

AFカレ……
カレがファティマらしい仕事をしてるのは初めて見た気がする。カレといったら、第5話のブラックスリ-来襲で、重さ30kgのブリを片手で振り回していた記憶しかない。「ツラック隊」ではいろんなファティマの初仕事が見れて楽しい。

あれ、なぜか今月のカレは髪が白い。第5話では黒かったのだが。

AFシクローン……
なんかシクローンって本編初登場のような気がしたが、違う、すでに第6話のアルルvsセイレイvsグリーン・ネイパーのMH戦で登場している。あのときはプラスタ姿だったので、今とはだいぶ雰囲気が違っていたのだった。

セイレイのコクピット……
ヘルメット部の「六代目四呂死苦」(p73)の文字に笑った。ロボットの内部には搭乗者の個性が多かれ少なかれ反映されるものなのだろう。AFアウクソーの「わら人形」(註)ほどではないが「四呂死苦」もなかなかだな。セイレイ、ほんとはGTMの装甲に「四呂死苦」「美微暗・飢州徒欝怒」とか大書きしたかったんじゃないか。『デザインズ2』では、「SR3次回登場時には見事なぼーそーぞく仕様になっていないか心配である」(p140)とされていた。なんとかコクピットの落書きだけで済んだようだ。コーラスの偉い人たちも一安心だな。私は「ぼーそーぞく仕様」も見てみたかったが。

 (註) 第4話でMHシュぺルター内部にAFアウクソー作の「わら人形」があったことがミシャル・ハ・ルンによって暴露されている(リブート5 p199)。

六代目……
六代目っていったい何のことかと思ったらHMエルガイムからのデザインの変遷のことだった。欄外で1代目から6代目まで説明されている。しかしなぜかマロリーの乗るMHエンゲージSR2と、第4話終盤でK.O.G.と相打ちになっていたSR4が含まれていない。何故なのか。

セイレイ……
セリフ「で?? ツラック隊はどっちだ? オロオ?!」(p73)。オロオ笑った。これに付き合わされるトリオ騎士団のことを思うとなんまいだーーっの気分。

■その他の感想


今月のコマ数……
92コマ。怒涛の先月、先々月に比べ大き目のコマが増えている。

今月のキャラ数……
29名。グレース クローゼ ナルミ ツバンツヒ ハレー ビルド バイズビズ レンダウド ナオ クローソー コーラス4世 マドリガル レレイスホト ソープ バランシェ パシテア ラキシス カロン技術長 名無し兵士 ビューリー ボルカノ? アイシャ  アグライア キュキィ ブラフォード カイダ カレ セイレイ マロリー シクローン。



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