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「ツラック隊」すらお膳立て

Category : F.S.S.

NT2017年7月号の永野護インタビューより。

永野「「3159」の殲滅戦を描くなかで、彼らのお膳立てをしなくちゃならなくて、そのお膳立てこそが今描いている魔導大戦。さらに言えば、「3159」の話ですら、「3960」の布石なんだよね。」
――魔導大戦がお膳立て(笑)



これはほんとにその通りやな。F.S.S.はすべてがお膳立てと辻褄あわせと言ってもいいぐらいだし。90年代後半、いきなり年表に「魔導大戦」が追加されたけど、あれは永野がボスヤスフォートの戦いを描きたくなったからというより、描かざるをえなかったのだろう。「超帝國」「詩女」などの設定も同様のはず。

作者がここで言っているのは年表全体の大状況の話だけど、第6話という小状況にも同じことがいえる。単行本11巻から13巻は第6話終結に向けた「お膳立て」の嵐だった。

ただ、それは言い換えれば山場がなく、カタルシスに欠けるエピソードが続いたということでもあった。そんななかで単行本14巻の「ツラック隊」は久しぶりの大きな山場だった。たぶんロボット戦闘の規模は連載史上最大という凄さだった。そしてそのツラック隊ももちろん「お膳立て」。

第6話は「ツラック隊」終了時点でなんと、単行本4巻分も費やしている。あの長編、「放浪のアトロポス」ですら単行本3巻分だったのだから恐ろしい。



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